ボードゲーム紹介

ワードウルフは誰?ちょっと風変わりな人狼ゲーム

ゲーム名:ワードウルフ
プレイ人数:4~8人(アプリを使えば3人~可)
プレイ時間:5~10分
 
 
特に会話することを重視した人狼系ゲーム。
 
それぞれに与えられた「お題」について話し合い
ワードウルフを見つけ出せ!
 
 
たった5分で出来るお手軽さとは裏腹に、
ときとして従来の人狼ゲーム以上に
スリリングな心理戦が楽しめちゃいます。
 
自分は多数派?それとも少数派であるワードウルフ?
 
 
たった一つの質問が、ゲームの流れを左右する。
 
 
 
 
 
~ルール~
 
ワードウルフは、
 
1.それぞれに与えられたお題を確認
2.話し合いをする
3.投票をする
 
という順でゲームが進んでいきます。とてもシンプル。
 
お題はGMが用意してもいいですし
スマホなどのアプリを利用してもいいです。
 

 
 
 
まず、与えられたお題をこっそりと
他のひとにばれないように確認します。
 
この時点ではまだ自分が多数派なのか
少数派(ワードウルフ)なのかはわかりません。
 
またここで与えられるお題は、
 
『カニ』と『エビ』
『マク●ナルド』と『吉●屋』
『初恋のひと』と『はじめて出来た友人』
 
といったように、
似てるけどすこしだけ違うお題になります。
 
この“すこしだけ違う”部分が会話にズレを生み
そのズレを探し当てることが重要になります。
 
 
全員が確認し終えたらタイマーなどで
時間を決め話し合いスタートです。
 
(時間はだいたい2~3分くらいが妥当だとおもいます)
(人狼系が初めてのひとがいる場合はもう少し長くてもいい)
 
 
 
つぎにこのゲームの肝である話し合いの時間です。
 
自分が多数派なのか少数派(ワードウルフ)なのか、
誰が味方なのか、敵なのかどきどきタイムです。
 
 
全員で【お題】について話し合いますが
「誰がワードウルフなのか」
「もしくは自分がワードウルフかもしれない」
ということを考えながらしゃべります。
 
多数派は少数派(ワードウルフ)を探すのが目的だし
逆に少数派(ワードウルフ)は正体がばれないよう
うまく周りに会話を合わせます。
 
 
もし話し合いのなかでみんなの会話と自分の【お題】が
ズレている、かみ合わないなぁと感じたなら
少数派(ワードウルフ)なのは自分かもしれませんね。
 
 
そして話し合いが終わったら投票の時間です。
 
投票ではみんなで一斉に
「ワードウルフだとおもうひと」を指さします。
 
最多票を集めたひとが
少数派(ワードウルフ)なら多数派の勝ち。
多数派なら少数派(ワードウルフ)の勝ち。
 
なお、みんなのお題をオープンにする前に
少数派が多数派のお題を当てることが出来たら
逆転勝ちできるというルールもあったりします。
 
賛否両論あるみたいですが、
私は有ったほうが面白いとおもったので
積極的に採用しています。
 
 
 
 
 
 
~感想~
 
【年下の恋人】と【子猫】は全然違う!
かわいさしか有ってない!しかも私は年上好きだ!!
 
動物繋がりかな?とおもってうっかり
『飼いたいよね』と発言してしまって周りの
『え、そういう趣味なの…?』的な視線を私は忘れない。
 
忘れないぞ…!!
 
 
…あ、失礼いたしました。
まえにやったときに唯一『解せぬ』とおもったのが
上記の組み合わせだったもので、つい。
 
アプリでやるとごくたまにかみ合わないお題が
出てくる場合があったりします。
 
が、開発者さんがアップデートを繰り返し
どんどん性能が良くなっているようなので
上記のような事故(笑)は少なくなっているとおもいます。
 
 
 
はじめてやったのは年末に友人宅で
最初は「ちょこっと風変わりな人狼」だと
おもってやっていたのですが
実際遊んでみると駆け引きがかなり重要なゲームだと
認識を改めざるを得なかったです。
 
 
少数派(ワードウルフ)のひとは
最後の投票で選ばれてしまった場合でも
多数派のひとのお題を当てることができれば
逆転勝ちをすることができます。(選択ルールですが)
 
つまり、多数派のひとも安易に自分のお題が
すぐにばれるような話題の振り方はできないんですよね。
 
 
自分は多数派だという確信がほしい…、
でも具体的に話しすぎたり、踏み込みすぎた質問をすると、
少数派(ワードウルフ)側にヒントを与えてしまう。
 
それに自分が少数派(ワードウルフ)側だった場合、
多数派に正体がバレてしまい
多数派から会話を引き出せなくなってしまう…。
 
 
このジレンマがワードウルフの醍醐味でもあります。
 
 
 
それにアプリではお題のジャンルも指定できるので
普段はなかなか踏み込まないお題をチョイスして
話すことができたのはとてもおもしろかったし、
交友も深まったように感じましたー。
 
 
私は人狼系ゲームがすきなのですが
やはり人狼はどうしても人数や時間がかかってしまうので
お手軽にできて、なおかつ本格的な心理戦がたのしめる
ワードウルフはとてもお気に入りのゲームになりました!
 
 
 
例えば、多数派【はじめてで来た友人】で
少数派(ワードウルフ)【初恋のひと】がお題のとき
 
少数派のひとが
「いままで居たことない」と発言したことにより
多数派がざわついてましたね。
 
そのひとに『好きなひと』が居たので推理が外れたっていう
ざわつきもおおいに入っていたとはおもいますが、
ゲームが終わったあとみんなから
『俺・私たちは友人じゃないの?!』
と問い詰められていました(笑)
 
 
本人は多数派のお題を【友人(ないしそれに近いもの)】
と目星付けてかく乱目的の発言だったそうですが、
ある意味ではうまくかく乱されてしましたねー。
 
 
 
私は自分のお題が【ハムスター】のときに
相手のお題を【ウサギ】【ネコ】あたりだと狙いを付けて
『よく似てるって言われる』と発言したところ
まさかの【ミドリガメ】だったこともありました。
 
終わったあと(;’∀’)←みたいな顔してました。
私ってミドリガメに似てるってよく言われてたのか…
そんなばかな…。
 
 
そんな感じであほ発言ばかりしてましたが
とてもたのしく遊べましたよ。
 
ごく稀にうまく相手を騙せたときとか
脳汁やばい…!これが快感…!!みたいな感じ。
 
 
人狼系が苦手であんまりしゃべれないひとでも
お題として会話の糸口が用意されているので
とてもとっつきやすいとおもいます!
 
友人や職場の同僚など仲が良いひと、
もしくはもっと仲が良くなりたい人とやると
とても盛り上がるとおもうので是非、
遊んでみてくださいね。