ボードゲーム紹介

タイムボム-誰を信じるか、誰を信じないのか

こんにち、はなです。
今回は正体隠匿系ゲーム【タイムボム】を紹介するよ。

タイトルにあるタイムボムは爆発すると時間を巻き戻してしまう恐ろしい爆弾!
タイムボムのありかを時空警察が突き止めるも爆弾にはすでに火が!急いで爆弾の解除をしなくちゃいけないのに、時空警察のなかにはタイムボムを爆発させて悪だくみを企むボマー団が紛れ込んでいる…ってストーリーのゲーム。

人狼と同じ会話をしながら敵味方を探っていく正体隠匿系ゲーム。
だけど嘘を吐く要素が少ないし、やることは相手が持っている導線カードを選ぶだけだからとても遊びやすいよ。

このゲーム実は昔同じ名前で出ていたカードゲームのリメイク版なんだけど、イラストを326(ナカムラミツル)さんが手掛けていてすっごくかわいいんだよ!

 

タイムボム基本情報。

ゲーム名:タイムボム・TIMEBomb
プレイ人数:2-8人用
プレイ時間:-30分
難易度:★☆☆☆☆(とっても簡単)
対象年齢:10歳以上

 

タイムボムの遊び方。

【タイムボム】は起爆装置を解除してタイムボムの爆発を阻止したい「時空警察」と、タイムボムを爆発させたい「ボマー団」に分かれてそれぞれの勝利条件の達成を目指すチーム戦のカードゲームだよ。

(追加ルールを使うなら第三陣営の「スパイ」が入るけど今回は割愛)

まず最初に陣営カードが配られるからそれで自分のチームを確認してね。
ゲームの流れとしては『話し合い』『導線カードの切断』『ニッパー係の交代』を繰り返して進んでいくよ。

ランダムに配られた導線カードから「解除(サクセス)」と書かれたものをすべて見つけ出してタイムボムを完全解除するか、1枚だけ混じっている「BOOM(ボム)」カードを引いて爆発させるか、4ラウンド経過してタイムアップするまでゲームは続くよ。

 

誰の導線カードを切るのか、みんなで話し合い。

各プレイヤーには最初5枚の導線カードが配られます。配られたら中身をこっそり自分だけで確認して裏向きでシャッフルして自分のまえに置いてね。

任意の方法で決めたスタートプレイヤーはニッパータイルを受け取り、3-5分ほどの話し合いをしてからどの導線を切るか決めるよ。

話し合いはみんなでするけど、最終的にどの導線カードを切るか決めるのはニッパーを持つひとだよ。ニッパーを持つひとは話し合いの結果通りに選んでもいいし、自分はボマー団だしBOOM切りに行く!って勝負を仕掛けるのも自由。

話し合いはあくまで探り合い!

このときニッパー持ってるひとが「サクセス持ってるひといたら教えてー」とか逆に切られる側のひとが「ボムあるから自分のところからは選ばないで」っていったりしながら会話が続くよ。

時空警察なら素直に持ってる解除カードの枚数を伝えて選んでもらえばいいし、ボマー団だったら解除カード持ってるのに持ってないって嘘を吐くのもあり、BOOMを解除と偽っても爆発してもらうのいいよ。

まぁボマー団だからといって嘘を吐き過ぎるのも信用がなくなっちゃて相手にされなくなっちゃうからうまく時空警察のふりをしながら相手を騙してみてね!逆に時空警察だってボマー団を混乱させるために嘘を吐いてもいいんだよー。

 

解除かBOOMかはたまたしーん…か。どきどき導線カード切断タイム。

話し合い時間が終わったらニッパーを持つひとが自分以外の導線カードを一枚選びます。選んだ導線カードのところにニッパータイルを置いて、そのカードを表向きにして全員で確認!

解除なのかBOOMなのか。はたまたしーんとなって何も起きないのか。どきどきしながらカードをめくる。

あ、カードの種類は3種類あるよ。

解除(サクセス):時空警察側の勝利条件に必要なカード、参加人数と同じ数だけ混ざってる
BOOM(ボム):ボマー団の勝利条件に必要なカード、これが表になった時点でゲーム終了
しーん…:特に何の効果もないカード、いちばん多いカードだよ

このときに「解除あるから切って」っていうひとのところにちゃんと解除カードがあったら正直なことを言ってるから時空警察かな…?とか「サクセス持ってないよー」って言ってたひとのところから解除カードが出てきたらそのひとは嘘を吐いているってことになってボマー団かも?!みたいな推理が出来るよね。

ここでBOOMカード以外が出て、なおかつ完全解除になってない場合はニッパータイルが導線を切られたひとのところに移ってゲーム続行だよ。

 

ニッパータイルの移動、それはすなわち選択権の移動。

導線カードを切られたひとが次のニッパー係になる。つまり次の導線を選ぶ権利が与えられるのです!

誰の導線を切るのかっていうのはとても大事なことなんだよ。

もしニッパーがボマー団のところに行ったらそのひとは自分が勝つためにBOOMを切りに行く可能性が十分にあるからね。ボムカードがどこにあるのか見当がついてたりしたらなおさら。

だからこそそれまでの発言や行動をおもい返してよーく考えて渡すのが大事。

もちろんあからさまにボマー団だろうなーってわかってるひとがサクセスを持っているときもあるから悩ましいし、そういった駆け引きが楽しくもあるんだけどね。

 

騙せたときは気持ちいいし、騙されたときは悔しい。

ゲームの流れとしては、

・誰の導線を切るのか話し合い
・ニッパータイルを持つひとがどの導線カードを切るのか決定
・選ばれたカードを全員で確認
・ゲーム終了条件を満たしてないか確認
・終了満たしてない場合はニッパー係を交代してゲーム続行

って感じ。

ほかのプレイヤーの発言や行動を見ながら、仲間を探しだして協力していくゲーム。

運要素もあるけど、自分の次の手番を誰に渡すかでもゲームの流れが変わってくるし、見極めも重要だよ。

でもやることは話し合いで信用できそうだなーっておもったひとの導線カードを選ぶだけだからとっても簡単。

嘘を吐く要素もそんなにないから気負わないでいいし、さくさくできるから何回でもやりたくなっちゃうゲーム。おすすめ。

 

イラストを手掛けているのは人気イラストレーターの326(ナカムラミツル)さん。

最後にとりあえずこのイラストを見てくれ。こいつをどうおもう?

めっちゃかわいくないですか!?めっちゃかわいいですよね!!

リメイクする際にパッケージなどを一新してるのですが、そのイラストを手掛けているのがなんとあの326(ナカムラミツル)さんなのです。

326さんといえばポップでキュートそれでいてどこか不思議な雰囲気のあるイラストが特徴のイラストレーターさん。

(音楽アーティスト19(ジューク)の元メンバーでもあるのですが、友人に言ったら知らないと言われショボン。ジェネレーションギャップではないと信じたいです)

こんなかわいいイラストがパッケージやカード、説明書に至るまでいろんなところに描かれているので見ているだけでも楽しくなっちゃいます。