こんにち、はなだよ。
今日は相談出来ない協力型カードゲーム【ザ マインド】を紹介するね。

ルールは超シンプル。手札に配られた1〜100までの数字が書かれたカードを各プレイヤーが小さい順に出していくっていうだけ。
2~4人まで遊べて、人数や難易度レベルによってすこしずつルールやライフ数が違ってくるみたい。
当然だけど人数が増える、レベルが上がるにつれてむつかしさが上がっていくよ。
私は今回変則的だけど5人で遊んだよ。五人くらいまでなら問題なく遊べたよ。
共有のライフがなくならないようにうまく順番通りにカードを出していくんだけど、そのときにプレイヤー同士で相談したりするのはだめなんだよ。
声を出すのはもちろんジェスチャーもダメ。
出来ることは場の空気を読んで仲間の出方を伺いながらカードを出していくことだけ。
似たようなカードゲームに「ザ ゲーム」があるよ。名前も似てるよね。
ゲーム中は話さないからおしゃべりが苦手なひとや、初めてさん同士で会話の取っ掛かりがないときに遊ぶと独特の空気感を共有出来て仲良くなるきっかけになるよ。
話せないもどかしさと漏れ出る笑い。
ザ マインドは協力ゲームだから仲間と心を一つにすることが大事!
そのためにゲーム開始の時にお互いの心を合わせるため(?)にファイトオーってするみたいに手を合わせて一斉に「集中!」っていうんだけどこれが謎の儀式感があって面白い。
でもサマリーにも記載されてる正式ルールだから毎回ちゃんとやったよ(笑)
で、ゲームを実際にやってみると結構むつかしい。
ザ マインドにはレベルがあって最初は手札が一枚だけど、レベルが上がっていく毎に二枚、三枚と増えていくんだ。
手札が一、二枚の時は「こんなもんか」って思うんだけど三枚になったときに一ランクむつかしさが上がった感じがしたよ。
自分の手元にある数字が増える分相手の数字も予想がつきにくいからか、失敗数が一気に増えた感じ。
カード出す順番の読み合いもいっそ緊張感が高まってくるしね。
レベル3でこれとか…最高レベルの10とかクリアできる気がしない…。
やっぱり協力ゲームなのに相談できないっていうのが面白さでもありむつかしさでもあるんだね。
本気でやり込んだらめっちゃくっちゃ頭使いそう。
でも相談できないからこそ仲間同士で表情や心理の読み合いをするんだけどそのときの緊張感がたまらない。
あ、でも緊張感はあるけどザ マインドは協力ゲームっていう大前提があるからぎすぎすした感じにはならないよ。
あと真剣にやってるからこそ漏れ出る変な笑いもたまらない。漫画の主人公がここぞってときにふって笑う感じ!
カードを出す順番を譲り合った結果譲られたほうの数字が高かったなんてことはザラにあるからそのたびに「あーあ」って笑いながらライフを削ってたよ。
自分の方が高い数字と思っていても…。
そうそう私が初めてザ マインドをやったとき最後に私と彼氏が残ったときのことなんだけどね。
私の手札が95だったから彼のほうが低いだろうなーって思って目でひたすら先に出せって催促してたんだ。
だけどいくら相手を見つめても見つめ返してくるばっかりでいつまで経ってもカードを出さない!
とうとう痺れを切らした私が『もうどうなっても知らん!』って感じで手札を出したんだけど、そのあと彼氏が98って数字カードを出してきて『なんか心を寄り添わせられなくてごめんな』って気持ちになった。
というか見つめられるのは照れるからやめれ。
まぁ初めてやったゲームだったしそのときは空気感がわからなかったんだよね。
だけど回数をこなしていくうちに高い数字は割と出るんだなって思った。
あと自分が持ってる数字と近い数字が出てきたときには素早く出さないと他の仲間に先を越されたりしてライフが削れちゃったりもする。
もうね、手札にあるのが3以内しか離れてない数字だったら一緒に出すくらいの勢いでいいよ。
ザ マインドは協力ゲームだから独りよがりな動き方はだめだけど、慎重になりすぎてカードを出し損ねるのももったいないから出せそうなときはどんどん出しちゃえ!
ザ マインド感想まとめ。
協力ゲームだけど相談できないってどういうこっちゃって最初は思ったけど、むしろしゃべらないからこそ目でカードだすのを催促してみたり、同タイミングで出そうとして譲り合ったり、誰が最初の一枚を出すのかっていう緊張感を楽しんだり出来たよ。
仲間と心を合わせてカードを順番どおりに出せたときは達成感がすごいし、失敗しても失敗しちゃったねーって笑い合える雰囲気がとっても良かった。
気の知れた仲間とやるのも楽しいけど、初めて会った人とやるとその後の会話の取っ掛かりになったりしそうだよね。
さっきはあと一歩で成功だったのに惜しかったですねーとか今回はうまく出来たし次も成功したいね!とか感想を言っていくうちに自然と仲良くもなれそう!
ルールも簡単だし開いた時間にさって出来るのも魅力的。
まだやったことない人は是非遊んでみてね。
