こんにち、はなだよ。
1週間ぶりのブログ更新だよ。なんかパソコン触るのも久しぶりだ。
実は卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)の摘出手術のために入院してたんだよね。
入院前はいろいろ不安だったし、手術前も術後の痛みを想像しちゃってげんなりしてた。
私は痛みにすっごく弱い性質で、注射の針でさえおびえて泣き出すようなやつだからね。それはもうめちゃくちゃ怖かったよ。
……いまはもうさすがに泣かないけどね。泣きたくはなるけど。
終わっちゃえばなんてことないことかもしれなかったけど、初めてのこと、知らないことを不安に思うのは仕方ないことだと思うんだ。
だからね、今回の私の体験を記事として残しておこうと思うよ。
もしも、これから私と同じ卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)の手術を受けることになってて、悩んでたり、不安に思ってる人が居たら、力に少しでもなりたい。
そう思うのは私自身が色んな人の体験談を読んで自分を励ましてたりしてたからかもしれないけど。
ただ、量が多いし、私も整理しながらしっかり書いていきたいから何回かに分けてだけどね。
そもそも卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)って?
子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)、卵巣脳腫(らんそうのうしゅ)って呼ばれてるよ。
卵巣の一部にできた袋状の腫瘍内に古い血液とかがたまっちゃう病気。放置しちゃうと腫れ上がって破裂しちゃうこともあるんだよ。
チョコレート嚢胞(のうほう)って言葉なら聞いたことある人もいるかもね。
原因はよくわかってないみたい。
摘出された嚢腫の写真を見せてもらったんだけど、本当にチョコみたいな茶色のドロッとした液体だったよ。
将来的な妊娠のことや手術に対する不安。
嚢腫が見つかったときも「まさか私が?何かの冗談でしょ」って思ったけど、さらに手術が必要って言われてなんか頭真っ白になったよね。
卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)は5cm以上ある場合、摘出しないと茎捻転(けいねんてん)って言って簡単に言うと腫れちゃってる部分と卵巣が繋がってる部分が捻じれて卵巣が壊死しちゃうことがあるんだ。
私のなかにあったのは7~8cm。かなり大きめ。だから手術を勧められたよ。
場所が場所だけに子どものこと、お付き合いしてる彼のこと、仕事のこと、なによりお金のこととかすごい不安になったよ。
入院は昔学生時代に1ヶ月くらいしたことがあったけど、手術自体は初めてだったしそういう意味でも怖かった。
でも取り除かないって選択肢はなかった。
子ども作る作らないはともかく可能性を潰すことだけはしたくなかった。
手術方法は腹腔鏡(ふくくうきょう)手術。
手術方法も腹腔鏡(ふくくうきょう)手術っていうおなかをぱっかり切るんじゃなくて、5mmくらいの小さな穴を4か所開けてそこからカメラと器具を入れて行う方法だったよ。
傷跡も目立たないし、体へのダメージも開腹に比べるとすごい軽いんだよ。
さすがに手術当日は絶対安静だし、痛みもそれなりにあったけど、翌日からは支えてもらいながら歩けるし、なんなら回復のためにある程度は動けって言われる(笑)
実際の経過は入院中の記事にまとめるね。入院中にもいろいろあったんだよ。
でも今の技術ってすごいよね。手術日含めて5日くらいの入院で済んじゃうんだからさ。
発見したきっかけはおなかとは全く関係ない場所の検査だった。
卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が発見されたとき、おなか周りとは全く関係ない胸の痛みで病院にかかりつけの個人医院にかかったんだよね。
昔、心臓周りの病気にかかったことあるから胸は少しでも異変を感じたらすぐに病院に行くようにしてるんだ。
それで念のため大きめの病院でMRIを撮ったんだけど、担当してくれた若くてかっこ良くて気配り上手なイケメン技師さん(既婚)が何を思ったのか下腹部もついでに撮ってくれたんだよね。
その下腹部のMRI写真に謎の影が映り込んでたらしく、それをみた個人医院の先生が「卵巣になにかあるっぽいよ?」と電話をくださったので慌てて今度はすぐ受診出来そうな総合病院の婦人科を紹介してもらったんだ。
なにがきっかけで発見されるかわからないから、健康診断を初め、定期検査やかかりつけ医って大事なんだなぁって思ったよ。
私は健診さぼりがちだからこれを機に改めないとなぁ。
次の記事→入院前に受けた検査と入院のときに持って行ったに持ち物についてはこちらからどうぞ。