ボードゲーム紹介

【人狼ドッチ】ありそうでなかった自分で役職を選べる人狼ゲーム

正体隠匿系ゲーム大好きはなだよ。

残念ながら考えがすぐに顔に出るからそこまで強くないけど。

今回はタイトルにもある通り、役職が選べる人狼系ゲーム『人狼ドッチ』を紹介するね。

人狼ドッチは最初に役職カードが二枚配られる珍しいタイプの人狼ゲーム。

役職が選べるからやりたい役職を積極的にやれるんだよ。

逆に「この役職はどうしても苦手」って場合も避けることができるしね。

「人狼ドッチ」は人狼系ゲームの雰囲気は知りたいけど、いきなり人狼側(少数派)になるのは不安っていう人狼系ゲーム初心者も安心。

人狼ドッチ特有の役職もあって、同じ人狼系のゲームである「ワンナイト人狼」とはまた違ったプレイ感が楽しめちゃうよ。

人狼ドッチは最初に役職カードが一人二枚。

人狼ドッチと普通の人狼系ゲームで一番大きく違うところは、最初に役職カードが二枚配られることだよ。

普通の人狼系ゲームだと最初に配られた役職カードがそのまま自分の役割になっちゃう。

だけど人狼ドッチなら二枚配られる役職カードのうち好きなほうを選べるんだよ。

だから「人狼系ゲームの雰囲気を知りたい。けどいきなり人狼になるのは怖い」っていう人の不安が減るし、

「あの役職がどうしてもやりたい!」っていう人がお目当ての役職を引きやすくなったりするんだよ。

前に同じく人狼系のゲームである「ワンナイト人狼」をやったとき、友人が引きたい役職引くまで終われない闇のゲームと化したことがあったけど、人狼ドッチならそういった悲劇も回避出来るよね(笑)

人狼ドッチは情報が多いから会話に入りやすい。

人狼ドッチの役職カードを二枚引けるって特徴は、やる役職を自分である程度コントロールできるってメリットの他にも、最初から持ってる情報が多いっていうメリットもある。

役職カードを二枚引いて一枚は自分の役職として使うけど、もう一枚も自分の持っている情報として使えるんだよ。

それに市民側のカードを選んで、伏せたカードが人狼側ならそれだけで敵を一人削れたってことだし。

だからなんの力もない市民になったとしても普通の人狼系ゲームみたく「情報がないから何を話したらいいかわかんない…」ってことにならないよ。

人狼系ゲームの醍醐味は会話を通しての心理戦にあると私は思うから、会話に入れないのはそれだけで楽しさ半減だもんね。

もちろん市民・市民っていう組み合わせや人狼・人狼って組み合わせになることだってあるけどね。

ちなみに私が初めてプレイした時は引いたカードが両方とも人狼だったよ(笑)

一緒にやった彼氏に初手で「はなさん(なってる役職と伏せてる役職)両方人狼でしょ」って言われてときは『こいつもしやエスパー?!』ってなったよ。

実際はただの勘だったみたいだけど、油断できないね。

人狼ドッチの変わり種役職。おばけ、警察、DJ。

人狼ドッチには一般的な役職(市民、占い師、人狼、裏切者)の他にちょっと変わった役職があるんだよ。

それが「おばけ、警察、DJ」の三つ。

おばけ。市民側でも人狼側でもない人狼ドッチで唯一の第三陣営。投票の時に選ばれると単独勝利だよ。

警察。市民側の役職。自分以外の誰かが持つ使ってないほうの役職カードを見ることが出来るよ。

DJ。市民側の役職。自分以外の誰かひとりのなってる役職と伏せてある役職を入れ替えることができるよ。

簡単に紹介したけど、それぞれ人狼ドッチの良さをさらに引き出してくれる役職ばかりだよ。

私の周りではなぜかDJが大人気で、DJやりたがる人ばっかり。

確かに花形級の役職ではあるけど、私は好き勝手に動けるおばけのほうが好き。

人狼ドッチ実録。おばけと人狼ダブル引き。

そういえば、何回目かの人狼ドッチをやったときおばけと人狼を引いてどっちを選ぶかすごい悩んだ記憶があるよ。

おばけも人狼も好きな役職だけど、勝利条件が正反対だからね。

しかもそのときDJがいる可能性があったし、下手なこと言ってカードを入れ替えられたら大変。

おばけのときに吊られようと動いてたのに、急に人狼になっちゃったりしたら、それまでの行動がパーになっちゃうからね。

その時は悩んだ結果、おばけを選んだよ。

そして議論時間の時にどの役職だった?って定番の質問が来た時に「おばけか人狼だよ」って答えて自分の正体をあやふやにしたよ。

人狼の人には正体ばれちゃったけど、うまく場を混乱させることが出来たよ。

まぁ結果は残念ながら本物の人狼を吊って負けちゃったけど「はなさんを選ぶかギリギリまで悩んだ」って言われたのがうれしかったからよし。

もちろん次は華麗に勝ってみせるけど!

人狼ドッチまとめ。

人狼ドッチは自分で役職を選べるから、カードが配られた時から駆け引きが始まってるといっても過言ではないよ。

配られた役職のうちどちらかを選ぶかで、議論中の動きが変わってくるしね。

でも選択の幅が広がるってことは人狼のいろんな役職を体験できるってことだし、人狼系ゲームをあんまりやったことない人にこそ遊んでほしい。

役職カードが選べるってことは「人狼系ゲームの雰囲気は知りたいけど、いきなり人狼側(少数派)になるの慣れてる人たちの足をひっぱっちゃいそうで怖い」っていう不安も解消できるしね。

もちろん慣れてきたら人狼側の役職を選んでみるもよし。

ぜひ遊んでみてね。